建物名称 | 田近家住宅 | |||
所在地 | 〒661-0047 兵庫県尼崎市西昆陽3丁目25-1 | |||
竣工年 | 江戸時代後期~大正4年 | |||
設計者 | ||||
施工者 | ||||
建物概要 | 主屋:木造厨子二階建て 建築面積230.3㎡ 道具蔵、油蔵、米蔵、 |
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建物特徴 | 主屋:入母屋造、桟瓦、大壁漆喰塗、 | |||
指定 | 登録有形文化財 | |||
関連サイト | ||||
地図https://goo.gl/maps/kY3g7VdsHCZeW2Li9
・庄屋を勤めた家柄である田近家は武庫川左岸の旧西昆陽の中央に位置し、江戸時代後期から明治時代に形成された大阪近郊の豊かな農村の庄屋層の姿を今に伝える貴重な遺構である。
・敷地の中央に2階入母屋造桟瓦葺の主屋が建ち、主屋の北東に内蔵の衣装蔵繋いでいる。敷地南には中央東寄りに長屋門を置き両脇敷地沿いに焼杉を張った板壁塀を立て、北西に位置する三棟の蔵、中央の棟門、南の納屋(今は事務所)は外壁を天端の異なる焼杉板張りとした建築列を見せている。
・建物群の建ち並びや、焼杉板統一された蔵や板壁塀で囲まれた外構は周囲の景観にも配慮し極めて美しい景観を見せている。
・震災後の修復も確実になされ、維持管理を怠る事無く保守をされている姿勢は評価に値する。