地図 https://goo.gl/maps/ofFRdjV7qRdaqsnx5
建物名称 | 山本清記念財団会館 | |||
所在地 | 〒662-0037 西宮市結善町1番24号 | |||
竣工年 | 昭和13年(1938(年) | |||
設計者 | 岡田孝男 | |||
施工者 | 笠谷工務店 | |||
建物概要 | 主屋:木造2階建 381.36㎡ 蔵:RC造、茶室:木造、門衛所、 |
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建物特徴 | 主屋:日本瓦、色モルタル搔き落とし 茶室:聚楽 |
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指定 | 登録有形文化財、西宮市景観建築物 | |||
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(建物の概要)
4百坪の敷地に建つ「和洋折衷」様式の建物に、茶室を配した日本庭園。昭和13年(1938年)建設で、門衛所や当時では珍しい内線電話の設備や蔵もあり、その佇まいは、昭和初期のゆとりある階層の生活が随所に感じられる建物です。
建築主は鉄山経営者の近藤寿一朗氏。設計は茶室研究者としても知られる武田五一の愛弟子、岡田孝男氏(1898~1993)です。 5人になる社長さんが、この家を愛されて丁寧に住まわれ、ほぼ建設当初のまま建物は使われ、 最後にお住いの食品会社等を経営された山本清氏により、記念財団会館として、残されています。
阪神大震災では、瓦がずれた位で、ほぼ無傷でした。耐震診断してみますと、耐震性のある建物であり、昭和初期の木造住宅において、耐震設計を先取りした貴重な住宅でもあります。